痛みの波の整え方
2025年09月29日
痛みの波の整え方
- 良い日とつらい日の波を前提に整えると、毎日がぐっと楽になります。
- 基本は「温める→小さく動かす→必要な場面だけ支える」の3ステップです。
- しびれや小指側の手首痛が強いときは、似た疾患との見分けが安心です。
「昨日は平気だったのに、今日はフタを開けるだけでズキッ……」。そんな日ってありますよね。痛みには波があって、天気や作業量、睡眠などの影響も受けます。大切なのは、波が来ても振り回されないコツを持っておくことです。まずは全体像を知っておくと安心です。くわしくはCM関節炎の基礎と進行度をご覧ください。
痛みの波って何ですか
痛みはいつも一定ではありません。負担が少ない日は「気にならない」、家事やお仕事が重なった日は「うずく」というように上下します。波をゼロにするのではなく、揺れ幅を小さくするのが現実的で、再発予防にもつながります。
今日からできる3ステップ
① 温めて、力みをほどく
- 蒸しタオルで手をやさしく温めます(約2〜3分)。
- 肩と首の力を抜き、手のひらを上にして深呼吸を2〜3回。余計な力みをリセットします。
- 症状の確認には簡単チェックも役立ちます。参考:セルフチェックのやり方。
② 小さく動かして、こわばりを残さない
- 親指を外へ「そっと開く」動きを5回。痛みが出ない範囲で行います。
- 親指と人さし指を軽く合わせて1秒、離す。中指、薬指、小指も同じように。左右各5回。
- うずきが出たら、その日は回数を半分にします。無理はしません。
③ 必要な場面だけ、やさしく支える
- ねじる・強くつまむ作業がある日は、薄手のサポーターで基部をやさしく保護します。
- 終わったら外して、皮膚を休ませます。連続装着は「1〜2時間」を目安に小休止を入れます。
- 似た症状があるときは参考ページへ。親指側のズキッはドケルバン病、小指側のクリック感はTFCC損傷の可能性があります。
「やっていい日」と「休む日」の目安
- いい日:痛みが弱く、家事もいつもどおり。小さく動かす運動を増やしてOKです。
- 微妙な日:うずくけれど我慢できる。回数は半分、作業は「面で持つ」などの工夫を優先します。
- つらい日:ズキズキが強い、夜も気になる。温めと保護のみで、運動はお休みします。
よくあるつまずきとコツ
- 締めすぎてしまう:装着直後は楽でも、あとから指先が冷えることがあります。ゆるめに装着し、10分ほどで一度チェックします。
- つまみ持ちで悪化:ビンのフタや洗濯ばさみは、手のひら全体で「面で支える」持ち方に変えます。
- しびれが気になる:親指・人さし指・中指・薬指のしびれが主体なら、手根管症候群の確認も大切です。
よくある質問
痛みが強い日は、何をすればよいですか。
まずは温めと安静を優先します。ねじる・強くつまむ動作は控え、必要に応じて薄手のサポーターでやさしく保護します。落ち着いたら小さな可動運動から再開します。貼り方や併用はテーピング完全ガイドとサポーター徹底比較をご参照ください。
温めと冷やすのどちらがいいですか。
日常で波の管理を目的とする場合は、蒸しタオルなどの温めで力みをほどく方法が合うことが多いです。ぶつけた直後の腫れ・熱感が強い場合は冷やすこともあります。迷うときは当院へご相談ください。
仕事や家事は休んだほうがいいですか。
「全部休む」より「やり方を調整する」ほうが続けやすいです。たとえば太めグリップの道具に替える、両手で持つ、重い物は回数を分けるなどです。判断に迷うときは保存療法とケアの選び方も参考になります。
執筆者:鍼灸整骨院ひまわり
代表施術者 堀江 茂樹(株式会社ライフプラス 代表取締役/一般社団法人スポーツ ウェルビーイング推進協会 代表理事)
免許・資格
- JSBM会員
- 機能訓練指導員認定柔道整復師
- 柔道整復師
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師臨床実習指導者
- あん摩マッサージ師・はり師・きゅう師 臨床実習指導者
横須賀市 北久里浜院 046−854−7352/衣笠院 0120−207−577
参考情報
※本記事は一般的な情報提供を目的としております。症状や経過には個人差がありますので、無理はせず気になるときは早めにご相談ください。
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