受診目安と相談フロー

2025年12月18日

受診目安と相談フロー

要点

受診の判断は、赤旗サインの有無と、翌日の増悪で決めます。赤旗があれば受診を急ぎ、なければ一〜三日だけ自宅で整え方を試します。整え方は原因と整え方の基本、職場ではデスク姿勢、移動は歩き方をご参照ください。

受診を急ぐ赤旗サイン

  • 排尿・排便の障害や会陰部のしびれがある。
  • 進行する筋力低下や、足がもつれる感じが強い。
  • 夜間に増悪する強い痛みや、がまんできない痛み。
  • 発熱を伴う背部痛や、外傷後に悪化している。
  • 悪性腫瘍の既往、長期のステロイド使用、原因不明の体重減少などの背景がある。

上記はいずれもセルフケアにこだわらず、まず医療機関へご相談ください。

相談フロー(かんたん三段階)

第一段階|赤旗があるか確認します

上の赤旗サインに一つでも当てはまれば、救急や整形外科へ。迷うときは地域の救急相談窓口へ電話で確認します。

第二段階|赤旗がなければ一〜三日だけ自宅で整えます

  • 日中は三十分ごとに一分の体位変換を入れます。やり方はデスク姿勢へ。
  • 歩行は一回一五分前後、歩幅を一割短くします。詳しくは歩き方と通勤へ。
  • こわばり中心の日は短時間の温め、熱感が強い日は短時間の冷却を。判断は温め・冷却へ。

第三段階|翌日の反応で決めます

翌日に痛みやしびれが増える、または三日たっても改善が乏しい場合は、整形外科やペインクリニックへ受診します。回復しているときは、小さな可動やさしい筋トレへ段階的に進みます。

受診先の選び方

  • 整形外科や脳神経内科で評価を受けます。画像検査は症状や神経学的所見に応じて検討されます。
  • 痛みが強い日はペインクリニックの活用も選択肢です。
  • 画像だけで判断せず、日常動作と症状の変化を合わせて評価することが大切です。

検査と治療の流れ

問診と診察で、しびれの分布や筋力、反射などを確認します。必要に応じてレントゲンやMRIが検討されます。治療は、痛みのコントロールと日常の整え方、段階的な運動の組み合わせが基本です。自宅での流れは運動再開のロードマップも参考になります。

受診時に役立つメモ

  • 痛みやしびれの場所と強さの自己採点。
  • 悪化しやすい姿勢や動作、楽になる条件。
  • 夜間痛や排尿・排便の変化の有無。
  • 内服薬や既往歴、仕事や家事での負担状況。

全体像は原因と整え方の基本、デスクではデスク姿勢、移動は歩き方と通勤、夜は睡眠と枕・マットレスの見直しをご覧ください。

参考と引用(一次情報)

  1. NICEガイドライン「Low back pain and sciatica in over 16s」
  2. NHS「Sciatica」一般向け解説
  3. MSDマニュアル家庭版「坐骨神経痛」

よくある質問

Qいつまで様子を見てもよいですか。

A赤旗がなければ、一〜三日だけ整えて翌日の反応を見ます。増悪が続く、または三日で変化が乏しければ受診をおすすめします。

Q受診先はどこがよいですか。

Aまずは整形外科や脳神経内科が一般的です。痛みが強い日はペインクリニックも選択肢です。検査は症状に応じて医師と相談して決まります。

Q受診までにやってよいことはありますか。

A三十分ごとの体位変換、歩幅を一割短くした短時間歩行、温め・冷却の短時間利用は目安になります。やり方は関連ページをご確認ください。

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