朝のこわばりと頭痛を軽くする
2025年09月25日
朝のこわばりと頭痛を軽くする
交通事故後に続く朝の首のこわばり、ふとした動きで出る頭痛やめまい。
むちうち(頸椎捻挫)で起こりやすい症状の見極めと、今日からできる対処をまとめました。
症状を見極める
- 朝のこわばり:起床時に首〜肩が固まり、数十分で徐々にほどける。
- 頭痛・めまい:うがい・上向き・振り返りで誘発しやすい。目の疲れ・顎の緊張を伴うことも[1]。
- 放散:肩〜背中に広がる痛みや、腕のしびれが出ることがある[2]。
- 注意サイン:強い頭痛・吐き気、麻痺やしびれ増悪、排尿排便障害、発熱・腫れ、外傷直後の重度症状は医療機関へ[3]。
流れの全体像は交通事故治療をご覧ください。
初期対応(今日から)
朝を楽にする運動
- 頸のやさしい可動(各5回)
前後・左右・回旋をゆっくり。腕に響くほどは行わない。 - 肩甲帯セット(10回)
肩をすとん→軽くすくめ→後ろ回し。首の負担を分散。 - 胸郭伸展(20〜30秒×2)
椅子にもたれて胸を開く。首は中間位で。 - 呼吸+ブレーシング(5呼吸×2)
仰向け膝立てで腹部に軽く力。吐く息を長めに。
ガイド付きの首特異的運動は、痛み・機能障害の軽減に有効と報告されています[4]。
日常で気をつけること
- 画面の高さ:目線と同じ高さに。前方頭位を避ける(関連:ストレートネック)。
- 短時間で動く:同じ姿勢を続けない。立ち・座りを小刻みに。
- 寝返りの工夫:抱き枕やタオルで体幹を支え、夜間の痛みを減らす。
関連ページ(内部リンク)
患者さまの体験談
「朝のこわばりが半減し、頭痛が楽に」
30代・女性・事務(3週間)
- 来院前:起床時の首のこわばりと後頭部の鈍い頭痛。うがいで悪化。
- 行ったこと:首のやさしい可動、肩甲帯セット、胸郭伸展。画面高さ調整と「歯を離す」合図。
- 3週間後:こわばりは体感半分に。頭痛の頻度が週2回→週1回へ。
「めまい感が落ち着き、朝の支度がスムーズに」
40代・男性・営業(4週間)
- 来院前:上を向くとふらつく。通勤時に首が固まる感じ。
- 行ったこと:呼吸+ブレーシング、寝返りの工夫、短時間での体勢チェンジ。必要時に物理療法。
- 4週間後:朝の支度が楽に。日中の突発的な頭痛が減った。
※掲載はご本人の同意のもと匿名化しています。効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。強い頭痛・麻痺・高熱・しびれ増悪などは医療機関をご受診ください。
よくある質問(FAQ)
画像検査は必須ですか?
危険サインや強い神経症状がなければ、まずは保存的に経過をみることが多いです。必要に応じて医療機関へ紹介し検査を依頼します[3]。
安静にしたほうが早く治りますか?
過度な安静は推奨されません。痛みの範囲で短時間の活動とやさしい運動を続ける方針が基本です[1]。
仕事や家事はいつ再開できますか?
痛みが落ち着く範囲で段階的に。画面高さや荷物の持ち方など、姿勢の工夫とセットで再開します[2]。
参考・出典(一次情報)
- NHS:Whiplash(症状・経過・セルフケア).
- AAOS OrthoInfo:Neck Sprain (Whiplash)(注意点・復帰目安).
- Mayo Clinic:Whiplash – Diagnosis & treatment(保存療法の基本).
- Lazcano 2024(総説):Neck-specific exercise after whiplash(運動の有効性).
- NIDCR:Summary of Treatments for TMDs(食いしばりなど頸部負担の関連情報).
