追突事故後の正しい対処法と流れ
2025年10月3日
追突事故後の正しい対処法と流れ
突然の衝撃と音。追突事故に遭うと、何が起きたか分からず、パニックになってしまいますよね。しかし、事故直後の冷静な対応が、ご自身の体と権利を守るために何よりも重要です。
横須賀市で追突事故に遭われた方へ。万が一の時に備え、事故現場から治療開始まで、直後に「やるべきこと」を専門家が分かりやすく解説します。
この記事の要点
- 事故直後は、まず安全を確保し、どんなに軽い事故でも必ず警察に連絡する。
- その場で痛みを感じなくても、必ず病院(整形外科)を受診し、診断書をもらう。
- 相手方の情報(連絡先・保険情報)を正確に控えておく。
- これらの初期対応が、後の施術や補償をスムーズに進めるための鍵となる。
この記事の監修者
堀江 茂樹
鍼灸整骨院ひまわり 代表施術者
事故現場で必ずやるべき4つのこと
神奈川県も公式サイトで広報していますが、特に以下の4点は必ず実行してください。
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1. 安全確保と警察への連絡
二次被害を防ぐため車を安全な場所に移動させます。そして、必ず警察(110番)に連絡してください。警察への届け出がないと、保険請求に必要な「交通事故証明書」が発行されません。
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2. 相手の情報の確認
後の手続きのために、相手の氏名、住所、連絡先、保険会社名などを正確に記録します。スマホのカメラで免許証や車検証を撮らせてもらうのが確実です。
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3. 病院(整形外科)の受診
軽い追突で痛みを感じなくても、必ずその日のうちに病院を受診してください。事故と怪我の因果関係を証明する「診断書」は、後の補償の根拠となる最も重要な書類です。
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4. 保険会社への連絡
ご自身の保険会社と、相手方の保険会社に事故の報告をします。この時、当院のような整骨院に通院したい旨を伝えておくと、その後の手続きがスムーズです。
“初めての事故だったので何もわからない中で、とてもご親切に事故後の対応を教えてくださり弁護士さんまで紹介してくださいました。”
まとめ
追突事故直後は、動揺していても「安全確保、警察、相手の情報、病院」を思い出し、冷静に行動しましょう。これらの初期対応をしっかり行うことが、むちうちなどの怪我を後遺症にせず、きちんと治療に専念できる環境を整える上で不可欠です。手続きなどで分からないことがあれば、いつでも当院にご相談ください。
追突事故による痛みは、我慢せずご相談ください
専門家があなたの症状に合わせた最適な施術プランをご提案します。
事故直後の対応についてよくあるご質問
相手から「警察を呼ばずに示談にしよう」と言われました。
絶対に応じてはいけません。その場で示談にすると、後から痛みが出てきても、事故との因果関係を証明できず、治療費などの補償を受けられなくなるリスクが非常に高いです。必ず警察に届け出てください。
病院に行く前に、整骨院に行っても良いですか?
いいえ、まずは病院(整形外科)の受診が最優先です。その後の治療を自賠責保険で行うためには、医師による診断書が必須となります。医師の診断を受けた後であれば、当院での施術も保険適用となります。
救急車を呼ぶべきか迷います。基準はありますか?
頭を強く打った、出血がひどい、意識が朦朧とする、手足が動かしにくい、といった症状がある場合は、ためらわずに救急車を呼んでください。ご自身で判断できない場合でも、同乗者や周囲の人に助けを求め、安全を第一に行動しましょう。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、専門的な診断・治療に代わるものではありません。お体の不調に関しては、必ず専門の医療機関にご相談ください。
引用・参考(一次情報)
※以下のリンクは、安定性を優先し、各機関のトップページや上位階層のページを記載しています。
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神奈川県警察「交通総務課」
(Google検索: 「神奈川県警 もし交通事故にあったら」) -
自動車安全運転センター「証明書の申請方法」
(Google検索: 「自動車安全運転センター 交通事故証明書」) -
国土交通省「自賠責保険ポータルサイト(支払までの流れ)」
(Google検索: 「自賠責保険 支払までの流れ」)















