腰椎分離すべり症

白いベンチに横たわり、腰に赤い痛みの表現がある人形と、「腰痛」という文字、痛みを表すギザギザの線。

  • 長時間座っていると腰が痛くなる
  • 腰の痛みで立ち上がるのが辛い
  • 朝起きると腰に強い痛みを感じる
  • 腰を曲げると激しい痛みが走る
  • 足にしびれや痛みが広がっている
鍼灸整骨院ひまわりグループ 代表施術者 堀江茂樹

この記事は以下の専門家が監修しています

堀江 茂樹

柔道整復師・鍼灸師
鍼灸整骨院ひまわりグループ 代表施術者
スポーツ&ウェルビーイング推進協会 代表理事

「腰を反らしたり、ひねったりする動きで、腰の中心あたりに鈍い痛みが続く…」

「病院で『腰椎分離症』と診断され、しばらく運動を禁止されてしまった…」

「コルセットをしているけど、本当にこれだけで治るのか、将来が不安だ…」

横須賀市で、このようなスポーツによる腰痛に悩む、学生アスリートやその保護者の方はいませんか?

その症状は、単なる腰痛ではなく、成長期の背骨に、繰り返しの負担がかかることで起こる「疲労骨折」の一種である**「腰椎分離症」**、そしてそこから進行する**「すべり症」**かもしれません。

ご安心ください。

適切な施術とリハビリで、痛みの根本原因を解決し、再び大好きなスポーツに打ち込める身体を取り戻すことは可能です。

このページでは、腰椎分離症・すべり症の本当の原因と、当院の専門的な改善アプローチを解説します。

腰椎分離症・すべり症とは?

チェック柄のシャツを着た男性が、腰に手を当てて痛むような表情をしている。

腰の「痛み」や「違和感」で、日常の動きが辛くありませんか?「腰椎分離すべり症」は、日常生活にも影響を及ぼします。

腰椎分離症とすべり症は、密接に関連した、成長期のスポーツ障害の代表格です。

特に、腰を反ったりひねったりする動作が多い、野球、サッカー、バレーボール、テニス、陸上競技などを行う学生に多発します。


腰椎分離症(疲労骨折)

腰の骨(腰椎)の後方部分に、繰り返しのストレスがかかることで、ヒビが入ってしまう**「疲労骨折」**です。

針金を何度も折り曲げていると、やがて折れてしまうのと同じ原理です。

初期段階ではレントゲンに写りにくく、見過ごされることもあります。


腰椎すべり症(骨のズレ)

分離症によって、骨の前方と後方の連結が断たれてしまうと、骨の安定性が失われます。

その結果、上の腰椎が、下の腰椎に対して前方へ「すべり出す」ように、ずれてしまった状態が「すべり症」です。

進行すると、神経を圧迫し、お尻や足の痛み・しびれ(坐骨神経痛)を引き起こすことがあります。

痛みの本当の原因は「反り腰」と「体幹の弱さ」

黒いトップスと白いパンツを着用した人物が、両手を腰に当てて痛むような仕草をしている後ろ姿。

腰の痛みや不快感は、日常動作に大きな影響を与えます。「腰椎分離すべり症」の症状でお悩みではありませんか?

同じようにハードな練習をしていても、分離症になる子とならない子がいます。

その違いは、身体の使い方や、骨格のバランスにあります。

💡「反り腰」が、腰椎に負担を集中させる

分離症になる選手の多くは、骨盤が前に傾き、腰が過剰に反ってしまっている**「反り腰」**の状態にあります。

この姿勢では、腰を反ったりひねったりするたびに、腰椎の後方部分に、せん断力(ずれる力)が集中してかかってしまいます。

この持続的なストレスが、疲労骨折の直接的な原因となるのです。

【根本原因】体幹のインナーマッスルの弱さ

そして、反り腰を引き起こしているのは、**体幹を支える「インナーマッスル」の弱さ**です。

身体の軸を支えるインナーマッスルが弱いと、代わりに腰や背中の表面の筋肉(アウターマッスル)が過剰に頑張り、反り腰姿勢を固めてしまいます。

つまり、腰の痛みを根本から解決し、再発を防ぐには、コルセットに頼るのではなく、自分自身の「天然のコルセット」であるインナーマッスルを鍛え、骨盤の歪みを整えることが不可欠なのです。

競技復帰と再発予防へ。ひまわり式の分離症・すべり症アプローチ

スーツを着用した男性が、腰に手を当てて痛みに顔をゆがめている。

仕事中も気になる腰の痛み、もしかしたら「腰椎分離すべり症」かもしれません。座りっぱなしや立ちっぱなしの姿勢で、腰に負担がかかっていませんか?

鍼灸整骨院ひまわりでは、痛みの緩和はもちろん、痛みの根本原因である身体の歪みと使い方を改善し、再び高いレベルで競技に復帰できる身体づくりをサポートします。

分離症・すべり症 改善プログラム


急性期の痛みと炎症の鎮静

まずはつらい腰の痛みを抑えるため、特殊電気施術器「ひまわり式ハイボルテージ」で、炎症を起こしている患部の痛みを鎮めます。

周辺の硬くなった筋肉を、手技療法で優しくほぐしていきます。


骨盤矯正による、腰への負担軽減

痛みの根本原因である「反り腰」を改善するため、専用のトムソンテーブルを用いた痛みのない安全な「骨盤矯正」で、骨盤の傾きを正しい位置に戻します。

これにより、分離部に集中していたストレスを軽減させ、骨の癒合を促します。

→ 「骨盤矯正プログラム」について詳しく見る


楽トレ(EMS)による、体幹の強化

整えた骨格を安定させ、腰椎を守る「天然のコルセット」を作るため、「楽トレ」でインナーマッスルを効率的に鍛えます。

強い体幹は、再発予防と、競技パフォーマンス向上のための必須条件です。

→ 「楽トレ」について詳しく見る


腰椎分離症・すべり症に関するよくあるご質問

Q1: 骨が折れているのに、運動を再開できますか?
A1: 骨の癒合状態によりますが、多くの場合、完全な癒合を待たずに、痛みのない範囲で体幹トレーニングなどのリハビリを開始します。ただ安静にするよりも、身体の歪みを整え、正しく筋肉を鍛える方が、結果的に回復が早く、再発も防げます。医師と連携しながら、最適な復帰プランをご提案します。
Q2: ヘルニアとの違いは何ですか?
A2: ヘルニアは、骨と骨の間のクッションである「椎間板」が飛び出して神経を圧迫する状態です。一方、分離症は「骨そのもの」の疲労骨折です。痛みの原因が異なるため、アプローチも変わってきます。
Q3: 施術に健康保険は使えますか?
A3: はい、腰椎分離症は、スポーツなどによる繰り返しの外力で発生する「ケガ」ですので、健康保険の適用となります。ご来院の際は、保険証をお持ちください。

(本ページは、国家資格を保有する柔道整復師・鍼灸師が、豊富な施術経験に基づき監修しています。)

お客様の声

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  • 施術で痛みが軽くなりました!

    ライフプラス 鍼灸整骨院ひまわりのユニフォームを着た女性スタッフがピースサインをして笑顔で立っており、マスクを着用していない高齢の女性患者が「健康と美容のトータルサポート」と書かれたボードを持っている。ボードには「施術をしたら痛みが軽くなりました。」と書かれている。

    患者様から「施術をしたら痛みが軽くなりました。」という喜びの声をいただきました。

    ※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。