外側上顆炎リハビリでの注意点と効果
2024年06月14日
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは?
こんにちは、鍼灸整骨院ひまわりです。
今日は、特に中年以降のテニス愛好家に多く見られるテニス肘についてお話しします。
テニス肘は、肘の外側に痛みが生じる疾患ですが、実はテニスをしていない人でも発症することがあります。
例えば、パソコンを長時間使用する人や家事で手を頻繁に使う人も、肘の外側に痛みを感じることがあります。
この疾患は、肘の外側にある筋肉や腱に負担がかかり、炎症が起きることによって引き起こされます。
テニス肘の症状
テニス肘の最も一般的な症状は、肘の外側に痛みが生じることです。
例えば、ものをつかんで持ち上げる動作やタオルをしぼる動作をすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが走ることがあります。
さらに、肘の外側を押すと痛みを感じたり、握力が低下することもあります。
このような症状が現れた場合、早めに専門医に相談することが重要です。
当院では、痛みの緩和と機能回復を目指した治療を行っています。
テニス肘の原因と病態
テニス肘は、特に同じ動作を繰り返すことが原因で発生します。
テニスやゴルフといったスポーツだけでなく、長時間のパソコン作業や家事など、日常生活で手首や腕を多用することも原因となります。
加齢による筋力の低下や筋肉の質の劣化も一因です。
これらの要因が組み合わさり、肘の外側の筋肉や腱に炎症が生じることが、テニス肘の発症メカニズムです。
鍼灸整骨院ひまわりでは、日常生活での予防策も含めたアドバイスを行っています。
テニス肘の診断
テニス肘の診断には、いくつかのテストがあります。
例えば、Thomsenテストでは、腕を伸ばした状態で手首を上げる動作をすると痛みが生じるかどうかを確認します。
また、Chairテストでは、椅子を持ち上げる動作を行い、その際に痛みが出るかを調べます。
中指伸展テストも行われ、これらのテストを通じてテニス肘の診断が確定されます。
当院でも、これらのテストを通じて正確な診断を行い、最適な治療プランを提供します。
テニス肘の予防と治療
テニス肘の予防には、適切なストレッチと筋力トレーニングが有効です。
例えば、肘や腕のストレッチを日常的に行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、怪我を防ぐことができます。
また、サポーターやテーピングの使用、アイシングや患部の温めも予防に役立ちます。
治療法としては、休息と安静が基本です。
内服薬や湿布薬、理学療法、ステロイド注射なども効果的です。重症の場合は手術が必要となることもあります。
鍼灸整骨院ひまわりでは、鍼灸治療やマッサージを用いた自然治癒力の向上を目指した治療を行っています。
これにより、痛みの軽減とともに、再発防止をサポートします。
関連する症状・病気
テニス肘と症状が似ている他の疾患もあります。
例えば、ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)や肘関節炎、腱鞘炎などが挙げられます。
これらの疾患も肘の痛みを引き起こすため、正確な診断が重要です。
症状に不安がある場合は、当院にご相談ください。専門的な診断と治療を提供いたします。
患者のためのリソース
テニス肘に関する信頼できる情報を知っておくことは、適切な自己管理と治療に役立ちます。
例えば、信頼できる医療機関の紹介や自己管理のためのガイドライン、リハビリテーション施設のリストなどを参考にすると良いでしょう。
正しい情報を得ることで、自己管理を徹底し、テニス肘の予防と治療に役立てることができます。
まとめ
テニス肘は早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。
例えば、定期的なストレッチと適度な運動を行い、痛みが出た場合はすぐに専門医に診てもらうことが大切です。
これにより、痛みを軽減し、生活の質を向上させることができます。
鍼灸整骨院ひまわりでは、テニス肘の予防と治療に努め、健康的な生活を送るためのサポートを行っています。
テニス肘の症状や疑問がある方は、ぜひ当院にご相談ください。