ランナー必見 シンスプリントの症状と対処法
2025年04月14日

ランニング時のフォームやシューズの選び方は、シンスプリントの発症と深く関係しています。
ランニングや部活動で頑張る人に多く見られる「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」。
走るたびにすねの内側がズキズキ痛む、そんな経験はありませんか?放っておくと長期離脱や再発を繰り返す原因になります。
鍼灸整骨院ひまわりでは、シンスプリントの早期回復と再発防止に向けた施術とセルフケア指導を行っています。
この記事では、シンスプリントの原因、よくある症状、当院での対応法まで、ランナーにも分かりやすく解説します。
スポーツを継続するために大切な「正しい知識と対処法」を身につけましょう。
シンスプリントとは何か?
シンスプリントは、正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれ、主にすねの内側(脛骨の下1/3あたり)に痛みが出るスポーツ障害です。
ランナーやジャンプの多い競技者、長距離を走る中高生アスリートに多く発症します。
主な原因は、ランニングやジャンプの繰り返しによるオーバーユース(使いすぎ)です。
硬い地面での練習、足に合わない靴、筋力のアンバランスなどが影響し、脛骨に付着する筋肉が引っ張られて骨膜に炎症が起こります。
シンスプリントの初期段階では運動後に痛みを感じ、進行すると運動中も持続的に痛みが出ます。
放置すると疲労骨折に進行することもあり、早めの対処が極めて重要です。
よくある症状とセルフチェック法
シンスプリントでは、以下のような症状が見られます。
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すねの内側にズキズキした痛みがある
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押すと痛む(圧痛)
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運動開始時や終了後に痛みが出る
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悪化すると歩行時も痛くなる
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疲労骨折のようなピンポイントの痛みではなく、広範囲に違和感がある
自分で確認する方法としては、すねの内側を指でなぞってみて、広い範囲で痛みや違和感がある場合は要注意です。
痛みの出る位置がピンポイントでなく、広がっているのがシンスプリントの特徴です。
早期に対応すれば比較的早く回復するため、「少し痛いけど走れるから大丈夫」と思わず、すぐに専門家に相談しましょう。
鍼灸整骨院ひまわりでの施術と対処法
鍼灸整骨院ひまわりでは、シンスプリントに対して以下のようなアプローチを行っています。
【1】状態の確認と評価
カウンセリングと触診を行い、痛みの部位・筋肉の緊張・足の使い方などを細かく評価します。必要があれば整形外科との連携でレントゲン紹介も可能です。
【2】施術内容
炎症の強い初期には安静を重視しつつ、ハイボルテージ治療で炎症を早期に鎮静化します。また、足首や足底の筋肉に対する手技療法や、柔軟性改善のストレッチも行います。
【3】セルフケアとトレーニング指導
回復期には、テーピング、フォーム改善、シューズの選び方、ふくらはぎや足底のストレッチ指導を通じて再発防止を徹底します。
【4】再発防止のランニングフォーム確認
必要に応じてランニングフォームや練習量の見直しを提案。痛みが出にくい走り方を身につけることも再発予防に有効です。
シンスプリントは「早期発見・早期対応」がカギです。
鍼灸整骨院ひまわりでは、部活動を頑張る学生から市民ランナーまで、幅広い年齢層のスポーツ障害に対応しています。
すねの痛みを感じたら、悪化する前にぜひ一度ご相談ください。走り続ける身体を一緒に作っていきましょう。