マレットフィンガーとは?突き指との違いや整骨院での対応を徹底解説
2025年05月9日

指先が伸びなくなったら要注意。マレットフィンガーの早期対応が大切です。
スポーツ中や日常生活で「突き指をした」と思っていたら、指が曲がったまま戻らない…。それはマレットフィンガーかもしれません。
マレットフィンガーは、指先の腱が切れたり骨が剥がれたりして、指の伸展ができなくなる状態です。見た目は軽いケガに見えるものの、適切な対応をしないと指の変形や機能障害が残る可能性もあるため、早期対応が非常に重要です。
当院「鍼灸整骨院ひまわり」では、マレットフィンガーに対して整形外科との連携のもと、整復・固定・リハビリ指導などの施術サポートを行っています。指のケガだからと軽視せず、「しっかりと治したい」とお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。
マレットフィンガーとは?
指が伸びなくなる特殊な突き指
マレットフィンガーとは、指の第一関節(DIP関節)を伸ばす腱が切れたり、骨と一緒に剥がれたりすることで、指先が下に垂れたまま伸ばせなくなる外傷です。
スポーツ中の突き指や、布団の端を強く押した際など、指先に強い衝撃が加わることで発症します。
症状と見分け方
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指の第一関節(DIP関節)が曲がったまま戻らない
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自力で指先を伸ばせない(反らせない)
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軽い痛みや腫れがあることも
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人差し指〜小指にかけて発生しやすい
「ただの突き指」と自己判断して放置すると、指が変形したまま癒着してしまうケースも少なくありません。
主な原因
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バレーボールやバスケットボール中の衝撃
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ドアや引き出しに指をぶつけた
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重い物を持った際に指先に負荷が集中
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ペットや子どもとの不意の接触
発症直後に適切な対応をするか否かで、将来的な機能回復に大きな差が出ます。
整骨院での施術と対応
鍼灸整骨院ひまわりでの初期対応
マレットフィンガーの来院時には、以下の流れで対応を行います。
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問診・視診:受傷状況を確認し、他の疾患との鑑別を行います。
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整形外科への紹介:骨折や腱断裂が疑われる場合は、提携医療機関へ紹介しレントゲン検査を依頼。
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固定の処置:診断後は、患部に適したスプリント固定(アルフェンスなど)を行います。
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可動域・筋力維持のケア:非損傷部位のケアや、患部回復後のリハビリ計画を立てます。
スプリント固定の重要性
マレットフィンガーにおける初期固定の質が、予後を大きく左右します。
指をわずかでも曲げた状態で固定すると、腱が伸びずに癒着し、将来的な屈伸障害を残す恐れがあります。
当院では、正確な角度でのスプリント装着と、定期的なチェックで適切な治癒をサポートします。
施術サポート・リハビリ
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関節が固まらないための周囲筋の柔軟性保持
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痛みを軽減するハイボルテージ施術
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経過に応じたテーピングや指圧施術
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家庭でできる自主訓練の指導
患者様の生活背景を考慮しながら、無理のないケア計画を立てていきます。
再発防止と日常生活の注意点
よくある誤解
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突き指と同じだから湿布だけで良い? → ×
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そのうち治るだろう → ×
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折れてないなら大丈夫 → ×
マレットフィンガーは腱の損傷または骨片の剥離という「構造的な異常」があるため、適切な固定と安静が必須です。
日常生活での工夫
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受傷直後は患部を濡らさず、衝撃を避ける
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患部以外の指は軽く動かして血流を確保
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自己判断で固定を外さない(完治まで原則6〜8週間)
整形外科との連携
骨折・剥離が疑われる場合は、整形外科で画像診断を行い、保存療法または手術の判断をしてもらう必要があります。
当院では、紹介状をその場で発行可能で、安心して連携治療が受けられる体制を整えております。
まとめ
マレットフィンガーは、見た目より重症なケースが多い指の外傷です。早期の適切な固定とリハビリが、指の機能回復の鍵を握ります。
横須賀市でマレットフィンガーにお悩みの方は、
鍼灸整骨院ひまわりへぜひご相談ください。整形外科との連携による安心の施術体制で、あなたの手の健康を支えます。
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